製品導入例|株式会社トーシン

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製品導入例詳細

押出機とは?押出機を使ったポリマーの細粒化

2015/6/5押出機、豆知識

押出機についてのお問い合わせ

今回の記事では、実際にお客様から弊社に頂いた「お問合わせ内容」を元に書いていきたいと思います。

ある医療用ゴム製品を扱うメーカー様から、「ポリマーの細粒化をしたいんだけど、なかなか良い方法が見つからない・・・」と弊社にお問合わせがありました。

ポリマー材料を細粒化したいが、粉砕機では発熱・粘性のため粉砕できない、また切断機でも細かく切るのには技術的に難しいとお悩みのお客様でした。

なぜ細粒化するのか?

ポリマーを細粒化することで溶かしやすくし、成形しやすくなります。大きな飴はなかなかとけませんが、小さな粒の砂糖なら溶けやすいのと同じ原理です。ですので製造工程で、このように材料の細粒化を考えられているお客様も多いのですが、材質によっては細粒化自体が難しくなります。

混練(こねる)手順
ポリマーを細粒化

プランジャー式押出機がおすすめ

そこで当社製のプランジャー式押出機を提案させて頂きました。プランジャー式押出機とは、簡単に表現すると「ところてん機」のようなもので、円筒形の容器に材料を入れ、片側から力を加え、もう片側の1~2mmの網から材料を押し出す機械です。

この押出機どこにでもありそうな機械ですが、実は他社さんではほとんど扱っていない機械なのです。押出機自体あまり見かけません。

プランジャー式押出機のメリットとしては、機械の構造がシンプルなので故障が少ないこと。数十年壊れないのが当たり前になっています。また、清掃が簡単で、材料の変更時にも手間がかかりません。

プランジャー式押出機のサイズですが、標準では直径が80mm、150mm、180mmでそろえております。最大で40MPa(400kg/平方cm)で押出します。また当社の押出機は「加熱仕様」、「冷却仕様」、「減圧仕様」にも対応できます。減圧仕様ですと、材料に気泡が入らず、高品質の細粒化が実現可能です。

プランジャー式押出機

押出機でお客様のお悩みが解決できました

今回のこのご相談は弊社押出機を採用頂き、その後数台増設もして頂きました。シビアな品質条件をクリアし使用頂いております。

当社で取扱いの押出機は、プランジャー式とスクリュー式の2種類があり、用途によって使い分けております。受注生産で対応しておりますので様々な用途に対応できます。押出機をご検討の際はお気軽にご相談下さい。専門の担当者が詳しく丁寧に対応させていただきます。

押出機についてのご相談は、大阪の株式会社トーシンへ

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