製品導入例|株式会社トーシン

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製品導入例詳細

トーシンのニーダーは40年間の実績・技術の蓄積

2015/11/13ニーダー

40年間の技術の蓄積がトーシン製ニーダーを支えています

なぜ、トーシンのニーダーが安価な海外製品と違って高い評価を受けているのでしょうか?実際の話、構造や工法自体に関してはどこのメーカーも大きな差はありません。

しかし、トーシンのニーダーが高い評価を受けているのには大きな理由があります。その理由は「信頼性・耐久性」です。トーシン製のニーダーが台湾製や中国製などと違う点は、創業以来40年近くにわたって積み上げてきたさまざまな経験がノウハウであると断言できます。

トーシンのブレード製作方法技術

基本的にニーダーのブレードは「軸材」と「羽根」で構成されます。まず最初に軸材となる丸棒(SCM440)に通水用の孔空け加工をします。そこに羽根の山部分である鋳物(SCS13)を溶接して取付けます。

軸材の「SCM440」は錆びる鋼材なので近年では腐食対策が求められます。そこで、錆びる軸部分は、羽根部分と同じ錆びないステンレス材のライニング(溶接の肉盛り)をします。また取り付ける羽根部分の先端は一番摩耗しやすいので、ステライトという硬い材質を使い、ここにも溶接肉盛り加工をします。

このようにブレードは数多くの肉盛りの工程が行われるのですが、肉盛り処理をするという事はその後仕上げが必要になります。機械加工をする部分もありますが、羽根の複雑なひねりがある部分については熟練の職人技で仕上げます。

小型のものから大型のものまで全てその箇所は人の手仕上げ(グラインダー作業)で行われています。この羽根は形状も特異で最も重要な部分ですので、手は抜けません。

ブレード

このブレード製作方法の製作技術そのもの自体には特別な技術ははなく、既存の技術の組み合わせです。しかし母材の選定、熱処理、溶接棒種類や溶接時の温度条件の管理、溶接の方法など、職人による作業時の諸条件の選定が非常に重要です。その工法は長い時を掛け改良工夫を重ねた工法であり、その技術こそがトーシンの財産です。

耐久性のために必要な製作納期とは

ブレードは最大のもので長さ約1600mm・直径約1000mmにもなります。製作所要日数は大小によってかわりますが、ほぼ2~3ヵ月はかかります。信頼性のあるブレードを作るには、やはりこれ位の手間と時間をかけないとできません。ここで時間を掛ける分、その後何十年と使用できる耐久性の高いものになっているのです。

高品質のニーダーについてはトーシンまでおまかせ下さい。

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