製品導入例|株式会社トーシン

EXAMPLE DETAIL
製品導入例詳細

ニーダーのテスト機を試用いただけます

2016/2/13 ニーダー

今回ご紹介するのは、ニーダーのテスト機についてです。当社では、ニーダーを導入される前に実際に試せるテスト室をご用意しております。「こんな素材が試せないか」と思われるお客様は、ぜひご相談ください。

ニーダーのテスト機を利用してスムーズな導入へ

ニーダーのテスト機を使うと、お客様が混練したい材料がどんな仕上がりになるのか、又その為にはどういった装置仕様が必要になるのかがわかり、より効率のいい導入が可能になります。

まず最初に【テスト材料】【処理するその目的】【ターゲットとなる装置サイズ】【その他温度条件など、すでに把握している情報】をお聞かせ下さい。目的にあわせた提案を致します。

テストはお客様立会でのテストが一般的です。条件の把握に時間がかかりそうな場合は、事前にお客様の了解を得て先に弊社で検証する場合もあります。又なかなかご来社が難しい場合は、弊社のみでテストする事も可能です。

弊社は製品の素材分野で長年仕事をしておりますから、材料や工法開発が各企業様の秘密事項という事は十分に理解しており秘密保持は徹底しております。(貴社が望まれる場合、秘密保持契約の締結も可能です。)

テストは安全面の観点からも装置操作は弊社で機械の操作を行います。得られた混練性能や分散性能の結果をもとに、具体的な出力や大きさ、容量、ブレード形状、材質など様々な条件を考慮して、最適な設備提案をいたします。

ニーダーのテスト機の試用でじっくり設備検討

当社においてテスト機を試用する対象としては、あくまでも加工の仕事の一環としてではなく、基本的には設備検討をされるお客様が前提となります。

将来的にニーダーを設備として検討しておられ、事前にどのような機械でどのような結果が得られるのかを検証される場合の対応とさせて頂いております。

お客様から提示される材料条件の実績があればそのままテストのご案内をする場合もありますし、初めての材料の場合一度サンプルを送っていただいてから回答をする場合もあります。

主なテスト材料としては、ゴム、プラスチック、塗料、顔料、電気用材料、食品(チューインガム、キャンディーなど)、化粧品、薬品、セラミック、金属粉末、その他さまざまです。ニーダー以外にも、造粒、押し出し、シート化などのテストも可能です。

よく、材料の重さを測れるかどうかと訊かれますが、当社には計量器や、材料回収容器(SUSの受けパン)などもご用意しています。テストのお申込みは1~2週間以前に候補日を数日挙げていただければ調整致します。基本的には有償になります。材料や使用する装置などをお打合せした後、見積りを提出致します。

さまざまな条件に対応したニーダーのテスト機

試験の一例を挙げます。

ゴムと粉を混ぜた時の排出性能の確認

ブレードからの剥がれやすさを重要視し、メッキ処理したブレードと一般的なステンレスのバフ研磨によるブレードのテスト機で比較

ゴムと粉を混ぜた時のブレード形状の違いによる混練性能の確認

同配合、同条件で2枚羽根と4枚羽根での比較(又はバンバリーブレードとシグマブレードでの比較)

耐摩耗確認

表面処理、材質違いでの材料汚れの確認。イオン窒化処理の有無での材料汚れ
イオン窒化処理とメッキ処理、超鋼溶射との比較

押出造粒の確認

ホットカットが可能か、またその形状安定性はどうかの確認
様々な材料や目的でのテスト実績があり、その経験やノウハウなどをもとにアドバイスさせていただいております。ぜひご相談ください。

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